エクセル関数でローマ数字をアラビア数字に変換
エクセルでは、ARABIC関数を使う事によって、ローマ数字をアラビア数字に変換することができます。
はじめに注意
読んだあとでガッカリしないように、先に注意点をお伝えします。
環境依存文字のローマ数字は変換できません。
Ⅳのように、1文字で表現されているローマ数字の事ですね。
今回紹介する方法は、IV(アイとブイの2文字構成)になっている場合のみに対してとなります。
ARABIC関数とは
最初にも書いた通り、ローマ数字をアラビア数字に変換する関数です。
使い方
式:=ARABIC(文字列)
セル指定の場合は違和感なく使えるが、文字列を直接指定する場合は”X”のようにダブルクオーテーションで囲む必要があります。
アラビア数字に変換できない文字列を指定した場合は#VALUE!となり、直接文字列を入れる時にダブルクオーテーションで囲み忘れた場合は#NAME?となる。
実用例
IVとVI、どっちが6だったかなぁ・・・とか思い出すときに使えます。
他には、見慣れないローマ数字が出た時に調べるためとか。
L=50、C=100、D=500、M=1000など・・・そもそも出会う事が滅多にありませんが。
ローマ数字に変換するならROMAN関数
ARABIC関数とは逆に、アラビア数字をローマ数字に変換する場合は、ROMAN関数でできます。
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