複数の条件すべてに一致するか調べる
エクセルではAND関数を使うことで、複数条件のすべてを満たしているかを調べる事ができます。
AND関数とは
すべての引数がTRUEのとき、TRUEを返します。
要するに、指定した条件をすべて満たすと、TRUEという結果を出すという事です。
AND関数の使い方
式:=AND(条件式1,条件式2,条件式3,・・・)
ANDと聞くと、〇〇と△△のように、2つのものをイメージしてしまいそうですが、条件式は1つでも良いし、3つ以上でも大丈夫です。
ですが条件1つの場合はそもそもAND関数を使わずに、=条件式とするだけでよいです。(=A1=A2)のように。
使用例
3つの条件全てを満たしているかを調べます。
- 姓がセイウチ
- 年齢が20以上
- 性別が男性
条件式には、A2="セイウチ"のように、完全に一致するものを指定するほか、20<=C2のように不等式を使う事もできます。
IF関数と相性がいい
AND関数では、結果がTRUEがFALSEの2種類のみになってしまいます。
そこで、IF関数の中にAND関数を組み込むことによって、表示する結果を自由に指定することができるようになります。
IF関数についてはこちらの記事をご覧ください。
IF関数 - 条件に合う時、合わない時の結果を指定する
条件に合う時、合わない時で表示内容を変える エクセルではIF関数を使うことで、条件に一致した場合、不一致だった場合で、表示させる内容を切り替える事ができます。 IF関数とは 論理式の結果(真または偽)に応じて、指定された値を返します。 論理...
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