数値をローマ数字に変換
エクセルでは、ROMAN関数を使う事で、アラビア数字(一般的に使われる数値)をローマ数字に変換する事ができます。
はじめに注意
変換したローマ数字は環境依存文字ではなく、アルファベットとなります。
環境依存文字とはⅣのように、1文字で表現されているローマ数字の事ですね。
今回紹介するROMAN関数で変換した場合は、IV(アイとブイの2文字構成)のように変換されます。
ROMAN関数とは
アラビア数字をローマ数字に変換する関数です。
ROMAN関数の使い方
式:=ROMAN(数値,書式) 書式は省略可
普通に使う分には、書式は省略したままで問題ありませんので、下図の例のように、=ROMAN(A2)といった式で使えます。
また、指定した値が数値でない場合や、負数の場合、3999を超える数値を指定した場合はエラー(#VALUE!)となります。
ROMAN関数の書式
基本は省略で良いとしましたが、指定することで下記のようになります。
- 省略、0、TRUE = 正式表記
- 1 = 簡略化した表記
- 2 = 1よりも更に簡略化
- 3 = 2よりも更に簡略化
- 4、FALSE = 略式表記
参考までに、一番小さい数値で、45から影響が出ます。
45の正式表記はXLVで、書式1以上の場合VLとなります。
そしてARABIC関数で数値に戻した場合、ちゃんと全て元の数値に戻ります。
ローマ数字を数値に変換できるARABIC関数についてはこちらの記事をご覧ください。
実用例
主に、書類の目次にローマ数字を使う場合に。
あとは、ローマ数字使ってみたくなった時ですね。
ほら、ローマ数字ってなんかカッコイイから・・・。
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