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VLOOKUPの検索に複数条件を指定する

関数の応用

VLOOKUPの検索に複数条件を指定

VLOOKUP関数を使用する際、検索条件が2つ以上ある場合の対処方法です。

VLOOKUP関数自体は対応していない

残念ながら、VLOOKUP関数自体には、複数条件を指定する機能はありません。

IFで使ったりする、ANDやORを組み込めないためです。

しかし、少しの工夫で実現することができます。

検索用のキーワードを作る

検索したい文字をで組み合わせ、検索用のキーワードを作ることで、複数条件を満たしたものだけをVLOOKUP関数で引っ掛けることができます。

実際にやってみましょう。

月と日の列、両方が一致した行のみを引っ掛けたい場合、下図のようになります。

検索値はC4とC5を合わせて13という値にし検索キーワード用にH列を追加し、VLOOKUP関数でそれを探し出すようにしています。

キーワードを作るときの注意

VLOOKUPがうまく機能しない

検索用キーワードを作るとき、少し気を付けないと思い通りに動いてくれない場合があります。

例えば1月11日と、11月1日は、両方とも111となってしまうためです。

区切り文字で解決

しかし、こういった事態は、キーワードを作るときに区切り文字を挟むことで防ぐことができます。

今回はアンダーバーを挟んでみましょう。

すると、1月11日は1_11に、11月1日は11_1となり、見分けがつくようになりました。

この方法はVLOOKUPに限らず、他の関数でも活かせることが多いので、覚えておくと便利です。

 

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