LEN関数とは
LEN関数とは、指定した文字列が何文字なのか、文字数をかぞえる事ができます。
公式説明では下記のようになってます。
なので、全角のAも、半角のAも、同じく1としてカウントされるという事です。
LEN関数の使い方
式:=LEN(文字列)
特に変わったこともなく、文字数を数えたい文字列を入れるだけという、シンプルな式になります。
LEN関数を使ってみる
実際にLEN関数を使ってみましょう。
主に、文字列が入力されているセルを参照させる事が多いです。
ですが、セル参照ではなく、直接文字列を入力することも可能です。
さして最後の例では、5+5という式を入力していますが、3文字ではなく2文字という結果になっていますね。
これは、5+5という式の結果、つまり10が2文字だということです。
単純な計算式だけでなく、VLOOKUPなどの関数を入れておくこともできます。
日付や時刻を使う場合は注意
日付や時刻が入力されたセルを参照する場合は注意が必要です。
例えば2021/4/1という日付が入力されているセルを参照すると、5という結果になります。
どう見ても5文字じゃないですよね。
これは、エクセルが日付や時刻のデータは、内部的には数値データとして持っており、それを見た目だけ日付などに変換していることが原因です。
今回例にあげた2021/4/1は、実際は44287という数値データであり、LEN関数がこっちの文字数をかぞえてしまうため、5文字という結果になっています。
同じ理由で、12:00のような時刻を参照した場合も、実体のほうの文字数をかぞえます。
12:00という時刻は、実際には0.5という数字であるため、この場合LEN関数の結果は3となります。
ただし、文字列として扱っている場合の日付や時刻は、見た目通りに文字数をかぞえてくれます。(2021/4/1は8文字)
つまり、書式によってLEN関数の結果も変わってくるということですね。
日付や時刻の文字数をかぞえる時は、参照先の書式に注意しましょう。
エラー
LEN関数は仕組みがシンプルですが、絶対にエラーにならない。というわけではないです。
最後に、エラーとなるケースを少し紹介しておしまい。
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